さる(然る・然有る)
15/02/2012 02:03
[アクセント:さる]
1.
動詞「さり(然り・然有)」の連体形。
2.
[連体詞]
[1.から。]
場所・人を漠然とさし示し、また物事を漠然と表現する時に用いる。използва се при съвсем бегло и неконкретно посочване на място или хора или при неконкретно, бегло изразяване на нещо
1.
動詞「さり(然り・然有)」の連体形。
2.
[連体詞]
[1.から。]
場所・人を漠然とさし示し、また物事を漠然と表現する時に用いる。използва се при съвсем бегло и неконкретно посочване на място или хора или при неконкретно, бегло изразяване на нещо
2-1.
[特にその名前や事柄を明らかにする必要のない場合、或いは、それをはばかる場合などに多く用いる。]
名称や内容を具体的に示さずに、人・場所・物事などを漠然と指していう語。或る。とある。某。използва се за съвсем бегло посочване на човек, място, нещо и пр., без назоваване на конкретно название, съдържание на нещата и пр.; един; някакъв
名称や内容を具体的に示さずに、人・場所・物事などを漠然と指していう語。或る。とある。某。използва се за съвсем бегло посочване на човек, място, нещо и пр., без назоваване на конкретно название, съдържание на нещата и пр.; един; някакъв
然る筋からの要請 然る人の紹介 然る子細があって...има определени причини...; има си причини... 然る人の御落胤незаконното дете на един човек 然る所にна едно място; на някакво място
2-2.
相当な。然るべき。相応の。立派な。порядъчен; благоприличен; подходящ; съответстващ; достоен
2-3.
[前の事柄を受けて]
そのような。そういう。そんな。такъв; като (споменатия)
相当な。然るべき。相応の。立派な。порядъчен; благоприличен; подходящ; съответстващ; достоен
2-3.
[前の事柄を受けて]
そのような。そういう。そんな。такъв; като (споменатия)
→さるもの[連語]・さるかた[連語]
用例
1.
さるわざする舟もなし
2-1.
このあいびきは先年仏蘭西《フランス》で死去した、露国では有名な小説家、ツルゲーネフという人の端物《はもの》の作です。今度徳富先生の御依頼で訳してみました。私の訳文は我ながら不思議とソノ何んだが、これでも原文はきわめておもしろいです。
秋九月中旬というころ、一日自分がさる樺の林の中に座していたことがあッた。今朝から小雨が降りそそぎ、その晴れ間にはおりおり生ま煖《あたた》かな日かげも射して、まことに気まぐれな空ら合い。あわあわしい白ら雲が空ら一面に棚引くかと思うと、フトまたあちこち瞬く間雲切れがして、むりに押し分けたような雲間から澄みて怜悧《さか》し気《げ》に見える人の眼のごとくに朗《ほがら》かに晴れた蒼空がのぞかれた。自分は座して、四顧して、そして耳を傾けていた。木の葉が頭上で幽《かす》かに戦《そよ》いだが、その音を聞たばかりでも季節は知られた。それは春先する、おもしろそうな、笑うようなさざめきでもなく、夏のゆるやかなそよぎでもなく、永たらしい話し声でもなく、また末の秋のおどおどした、うそさぶそうなお饒舌《しゃべ》りでもなかッたが、ただようやく聞取れるか聞取れぬほどのしめやかな私語の声であった。そよ吹く風は忍ぶように木末を伝ッた。照ると曇るとで、雨にじめつく林の中のようすが間断なく移り変ッた。あるいはそこにありとある物すべて一時に微笑したように、隈なくあかみわたッて、さのみ繁くもない樺のほそぼそとした幹は思いがけずも白絹めく、やさしい光沢《つや》を帯び、地上に散り布《し》いた、細かな、落ち葉はにわかに日に映じてまばゆきまでに金色《こんじき》を放ち、頭《かしら》をかきむしッたような「パアポロトニク」(蕨の類い)のみごとな茎、しかも熟《つ》えすぎた葡萄めく色を帯びたのが、際限もなくもつれつからみつして、目前に透かして見られた。
(ツルゲーネフ作・二葉亭四迷訳「あひびき」1888)
2-2.
このあいびきは先年仏蘭西《フランス》で死去した、露国では有名な小説家、ツルゲーネフという人の端物《はもの》の作です。今度徳富先生の御依頼で訳してみました。私の訳文は我ながら不思議とソノ何んだが、これでも原文はきわめておもしろいです。
秋九月中旬というころ、一日自分がさる樺の林の中に座していたことがあッた。今朝から小雨が降りそそぎ、その晴れ間にはおりおり生ま煖《あたた》かな日かげも射して、まことに気まぐれな空ら合い。あわあわしい白ら雲が空ら一面に棚引くかと思うと、フトまたあちこち瞬く間雲切れがして、むりに押し分けたような雲間から澄みて怜悧《さか》し気《げ》に見える人の眼のごとくに朗《ほがら》かに晴れた蒼空がのぞかれた。自分は座して、四顧して、そして耳を傾けていた。木の葉が頭上で幽《かす》かに戦《そよ》いだが、その音を聞たばかりでも季節は知られた。それは春先する、おもしろそうな、笑うようなさざめきでもなく、夏のゆるやかなそよぎでもなく、永たらしい話し声でもなく、また末の秋のおどおどした、うそさぶそうなお饒舌《しゃべ》りでもなかッたが、ただようやく聞取れるか聞取れぬほどのしめやかな私語の声であった。そよ吹く風は忍ぶように木末を伝ッた。照ると曇るとで、雨にじめつく林の中のようすが間断なく移り変ッた。あるいはそこにありとある物すべて一時に微笑したように、隈なくあかみわたッて、さのみ繁くもない樺のほそぼそとした幹は思いがけずも白絹めく、やさしい光沢《つや》を帯び、地上に散り布《し》いた、細かな、落ち葉はにわかに日に映じてまばゆきまでに金色《こんじき》を放ち、頭《かしら》をかきむしッたような「パアポロトニク」(蕨の類い)のみごとな茎、しかも熟《つ》えすぎた葡萄めく色を帯びたのが、際限もなくもつれつからみつして、目前に透かして見られた。
(ツルゲーネフ作・二葉亭四迷訳「あひびき」1888)
2-2.
2-3.
さるさがなきえびす心を見ては、いかがはせむは
さる女の今の世にあらじとや
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