地上(ちじょう)

20/11/2015 04:37

→「ちじょう(地上)

用例

 このあいびき先年仏蘭西《フランス》死去した露国では有名な小説家ツルゲーネフという端物《はもの》です今度徳富先生依頼訳してみました訳文我ながら不思議とソノ何んだこれでも原文きわめておもしろいです
 
九月中旬というころ一日自分さる座していたことあッた今朝から小雨降りそそぎその晴れ間にはおりおり生ま煖《あたた》かな日かげ射してまことに気まぐれな空ら合いあわあわしい白ら雲空ら一面棚引くかと思うとフトまたあちこち瞬く間雲切れしてむりに押し分けたような雲間から澄みて怜悧《さか》し気《げ》に見えるごとくに朗《ほがら》かに晴れた蒼空のぞかれた自分座して四顧してそして傾けていた木の葉頭上幽《かす》かに戦《そよ》いだその聞たばかりでも季節知られたそれ春先するおもしろそうな笑うようなさざめきでもなくゆるやかなそよぎでもなく永たらしい話し声でもなくまたおどおどしたうそさぶそうなお饒舌《しゃべ》りでもなかッたただようやく聞取れる聞取れぬほどしめやかな私語であったそよ吹く忍ぶように木末伝ッた照る曇るじめつくようす間断なく移り変ッたあるいはそこありとあるすべて一時に微笑したように隈なくあかみわたッてさのみ繁くないほそぼそとした思いがけず白絹めくやさしい光沢《つや》帯び地上散り布《し》いた細かな落ち葉にわかに映じてまばゆきまでに金色《こんじき》放ち頭《かしら》かきむしッたような「パアポロトニク」(類いみごとなしかも熟《つ》えすぎた葡萄めく帯びた際限なくもつれからみして目前透かして見られた
ツルゲーネフ作、二葉亭四迷訳「あひゞ」1888、冒頭
国産旅客機として半世紀ぶり開発が進められている小型ジェット機、MRJの初飛行が、11日午前、およそ1時間半にわたって実施されました。会社側では、今後本格的な飛行試験を始めることにしており、実用化に向けて大きく前進することになります
MRJは平成20年から三菱重工業の子会社の三菱航空機が開発を進めている国産小型ジェット旅客機で、地上走行試験などが順調に進んだとして、11日、初飛行実施されました。
機体開発拠点がある愛知県県営名古屋空港最終的な点検準備作業が行われたあと、午前9時35分に離陸しました。そして、随伴する自衛隊機などと南に向かい、太平洋上にある自衛隊訓練空域上昇下降、それに左右旋回など基本的な性能確認しました。その後、再び県営名古屋空港上空に姿を現したMRJは、午前11時2分に着陸し、1時間27分にわたる初飛行を終えました。
三菱航空機は、今回の
初飛行成功したと評価しており、再来年初号機納入を目指して、今後、高い高度悪天候といったさまざまな条件で行う本格的な飛行試験を始めることにしています。
今回の
初飛行で、プロペラ機の「YS-11」以来、半世紀ぶりとなる国産旅客機開発は、実用化に向けて大きく前進することになります
(NHKNEWSWEB(http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151111/k10010301651000.html)・・・20151111閲覧