じっこん(昵懇)

15/02/2012 13:20

ぢつこん」]
形動][ナリ
アクセント:じっこんノ
[「昵」は、なれしたしむ意。]
親しく打ち解けてつきあうこと。間柄が親しいこと。心安くしていること。また、そのさま。懇意。приятелство; близост; разбирателство и дружба
昵懇な/の間柄близки приятели 数年来昵懇にしている家семейство, с което дружим от дълги години

用例

いつに変りし御入魂《じっこん》の御挨拶
歌舞伎並木五瓶「傾城倭荘子」1784)
介錯は入魂の山伏の由《よし》に候
森鷗外(1862-1922)「興津弥五右衛門の遺書」)
四位侍従肥後光尚の家督相続済んだ家臣にはそれぞれ新知加増役替えなどあった中にも殉死十八は、嫡子そのままあと継がせられた嫡子ある限りは、いかに幼少でもそのには漏れない未亡人《びぼうじん》、父母には扶持与えられる家屋敷拝領して作事までも《かみ》からしむけられる先代格別入懇せられた家柄で、死天の旅さえ立ったのだから、家中もの羨みしても妬みしない
森鷗外阿部一族」1913)