かぞう(加増)
27/11/2011 19:20
[アクセント:かぞうヲ]
加わって増えること。また、加えて増やすこと。特に、領地や禄高などについていう。увеличаване, добавяйки (още от нещо); увеличение; нарастване (използва се най-вече по отношение на земя или възнаграждение (парично или материално) за служба)
一万石を加増するувеличавам нечие възнаграждение с 10 000 коку ориз
加わって増えること。また、加えて増やすこと。特に、領地や禄高などについていう。увеличаване, добавяйки (още от нещо); увеличение; нарастване (използва се най-вече по отношение на земя или възнаграждение (парично или материално) за служба)
一万石を加増するувеличавам нечие възнаграждение с 10 000 коку ориз
用例
従四位下侍従兼肥後守光尚の家督相続が済んだ。家臣にはそれぞれ新知、加増、役替えなどがあった。中にも殉死の侍十八人の家々は、嫡子にそのまま父のあとを継がせられた。嫡子のある限りは、いかに幼少でもその数には漏れない。未亡人《びぼうじん》、老父母には扶持が与えられる。家屋敷を拝領して、作事までも上《かみ》からしむけられる。先代が格別入懇にせられた家柄で、死天の旅のお供にさえ立ったのだから、家中のものが羨みはしても妬みはしない。
(森鷗外「阿部一族」1913)
政道は地道である限りは、咎めの帰するところを問うものはない。一旦常に変った処置があると、誰の捌きかという詮議が起る。当主のお覚えめでたく、お側去らずに勤めている大目附役に、林外記というものがある。小才覚があるので、若殿様時代のお伽には相応していたが、物の大体を見ることにおいてはおよばぬところがあって、とかく苛察に傾きたがる男であった。阿部弥一右衛門は故殿様のお許しを得ずに死んだのだから、真の殉死者と弥一右衛門との間には境界をつけなくてはならぬと考えた。そこで阿部家の俸禄分割の策を献じた。光尚も思慮ある大名ではあったが、まだ物馴れぬときのことで、弥一右衛門や嫡子権兵衛と懇意でないために、思いやりがなく、自分の手元に使って馴染みのある市太夫がために加増になるというところに目をつけて、外記の言を用いたのである。
(森鷗外「阿部一族」1913)
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