のじゃ 連語

27/06/2013 10:41

のぢや」]
連語
1.
準体助詞
」+連語じゃ2.
2.
準体助詞」+断定助動詞じゃ3.

用例

2.
五助は
人間言うように言った
おぬし畜生じゃから知らずにおるかも知れぬが、おぬしさすって下されことのある殿様は、もう亡くなり遊ばさそれでなってなされお歴々きょう切ってなさるおれ下司《げす》あるが、扶持《ごふち》を戴いてつないだお歴々変ったことはない殿様かわいがって戴いたありがたさ同じことじゃそれでおれ切って死ぬるのじゃおれ死んでしもうたおぬし今から野ら犬なるのじゃおれそれかわいそうならん殿様をしたは岫雲院で井戸飛び込んで死んだどうじゃおぬしおれ一しょ死のうとは思わんかいもし野ら犬なって生きてたい思うたこの握り飯食ってくれい死にたい思うなら食う
 こう言って見ていたが、は五助のばかり見ていて握り飯食おない
森鷗外阿部一族」1913)
二人一歩しざって交えたしばらく戦った槍術又七郎優れていたので、弥五兵衛胸板したたかにつき抜いた。弥五兵衛からりと棄てて座敷引こうとした
卑怯じゃ引くな」又七郎叫んだ
いや逃げせぬ切るのじゃ言いすてて座敷はいった
森鷗外阿部一族」1913)