どうしても(如何しても) 副詞

15/10/2015 16:09

アクセントうしても・どうしても]
1.
どう努力してみても。どんな径路をたどっても。どんな手段を用いても…(ない)。絶対に。каквото и да правя; колкото и усиля да полагам; при всяко положение
いくら説明されてもどうしても納得できない。Колкото и да ми обясняват, не мога да го приема/ да се задоволя (с това обяснение) и това е. どうしても勝てない相手съперник, който каквото и да правиш няма как да победиш どうしても解けない問題задача, която колкото и да се опитвам не мога да реша; проблем, който каквото и да правя не мога да разреша ここから歩くんだと駅まではどうしても1時間はかかるだろう。Ако пеша ще ходиш оттук, един час (поне) при всяко положение ще ти отнеме.
2.

強い決意・願望を表す。どのようにしてでも。どんな手段を用いてでも。ぜひとも。絶対に。изразява сина решителност, воля, желание; при всяко положение; каквото и да става; каквото и да ми коства; на всяка цена

あいつにはどうしても負けたくない。Каквото и да става, от него не искам да изгубя; на него в никакъв случай не искам да отстъпя. この企画はどうしても成功させたい/実現させなければならない。Този план на всяка цена искам да докарам до успех/ трябва да осъществя на всяка цена.
3.

そうなりがちであることを表す。とかく。つい。показва тенденция, склонност към неща/ да става нещо

どうしても話題はそこにいってしまうねえ。Каквото и да става, темата все на там отива. 体調が悪いとどうしても気が滅入る。Kакто и да го погледна, не съм ли добре физически, винаги унивам.

用例

1.
 歩き出した
 重い背嚢重い重いアルミニウム金椀当たってカタカタと鳴るその興奮した神経おびただしく刺戟するので幾度かそれ直してみたが、どうしても鳴るカタカタと鳴るもう厭になってしまった
田山花袋「一兵卒」1908、冒頭
「どうしても(如何しても)」1.用例(1913)
 最近ある哲学者反対となえたその学者ものごと真剣に考えるたちでありより年長でありながら情熱家であった熱狂的なほど芸術愛好ひたすらこの世ならぬものあこがれていたもしかしたら愛する部類ぞくする人間であった。(といっても自分誰か人間真に愛するなどとはどうしても信用できないのであるが
武田泰淳異形1951冒頭
 
思い出せない
 どうしても思い出せない―――。
 
純白咲かせる沙羅《しゃら》並木道歩きながら、椿山和昭《つばきやまかずあき》懸命に考えた
 ここいったいどこなのだ自分どこ向かって歩いているのだ
(浅田次郎「椿山課長七日間」2002、冒頭
1.2.
 数馬傍輩から、外記自分推してこのたび当らせたのだ聞くや否や即時に討死しよう決心したそれどうしても動かすこと出来ぬほど堅固な決心であった。外記ご恩報じさせると言ったということであるこのはからず聞いたのであるが実は聞くまでもない、外記薦めるにはそう言って薦めるにきまっているこう思う、数馬立ってもすわってもいられぬような気がする自分先代引立てこうむったには違いないしかし元服してからのち自分いわば大勢近習うち一人別に出色扱い受けていないには誰も浴しているご恩報じ自分に限ってしなくてはならぬというのはどういう意味言うまでもない自分殉死するはずであったのに殉死しなかったから命がけ場所やるというのである何時でも喜んで棄てるさきにしおくれた殉死代りに死のうとは思わない惜しまぬ自分なんで先代中陰果て惜しんだであろういわれないことである畢竟どれだけ入懇になった殉死するというはっきりしたない同じように勤めていた近習若侍うちに殉死沙汰ないので自分ながらえていた殉死してよいことなら自分よりもさきにするそれほどことにも見えているように思っていたそれにとうにするはず殉死せずにいた人間として極印打たれたのはかえすがえすも口惜しい自分すすぐこと出来ぬ汚れ受けたそれほど加えることあの外記でなくては出来まい。外記としてはさもあるべきことであるしかし殿様なぜそれお聴きいれになった。外記傷つけられたのは忍ぶこと出来よう殿様棄てられたのは忍ぶこと出来ない島原乗り入ろうとしたとき先代お呼び止めなされたそれ馬廻りものわざと先手加わるお止めなされたのであるこのたび当主怪我するなおっしゃるのはそれとは違う惜しいいたわれおっしゃるのであるそれなんのありがたかろう古い新たに鞭うたれるようなものであるただ一刻早く死にたい死んですすがれる汚れではない死にたい犬死でもよいから死にたい
森鷗外阿部一族」1913)