一しょ(いっしょ)

14/02/2014 09:03

→「いっしょ(一緒・一しょ)

用例

弥一右衛門は笑った。「そうであろうばかり見える近眼《ちかめ》ども相手するなそこでその死なぬはずおれ死んだら許しなかったおれじゃいうておぬしたち侮るものあろうおれ生まれたのはじゃしょうことがない受けるとき一しょ受けい兄弟喧嘩するなさあ瓢箪切るのをよう見ておけ
森鷗外阿部一族」1913)
十太夫追放せられた竹内数馬八兵衛討手加わりながら討死場所居合わせなかったので閉門仰せつけられたまた馬廻り近習勤めていた阿部屋敷近く住まっていたので、「火の用心いたせと言って当番ゆるされ一しょ屋根上がって火の子消していたのちせっかく当番ゆるされた思召しそむいた心づいてお暇願った、光尚そりゃ臆病ではない以後も少し気をつけるよいと言ってそのまま勤めさせたこの近習光尚亡くなったとき殉死した
森鷗外阿部一族」1913)
七十近い一しょ寂しい寺領奥の院自由に暮したそのときもう十七なっていた
好きであった奥庭覆うている新しい若葉湿った揺れる眺めながらよく小さい囲んだものであった暑い日中でも一緒坐っている茶釜澄んだ奥深い謹しみ深い鳴りようかえって涼しく爽やかに感じるのであった
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お前なかなかお茶飲みかた上手くなったいつの間に覚えたのか……」など言ったりした
いつの間にか覚えてしまったんですいつもあなた服んでいる見るひとりでに解ってくるじゃありませんか。」
それそうじゃ何んでも覚えて置く方がいい。」
室生犀星性に眼覚める頃」1919、冒頭)