なされる(成される・為される)

26/11/2012 12:02

アクセントされ
1.
為される
][ラ下一][なさる」ラ下二
動詞なす(為す)」に尊敬の助動詞れる」の付いたものから。現代語ではおもに連用形のみを用いる。]
1-1.
動詞する」の尊敬語。уважителен глагол със значение "する"
そんなに慌てて、どうなされたのですか
1-2.
補助動詞
動詞連用形付いて、また、「(御)…なされる」の形で]
尊敬の意を表す。като спомагателен глагол се долепя след т. нар. 2-ра основа на глагола или в изразите 
"(御)…なされる" и изразява уважение към вършителя на съответното действие
どうぞお召しあがりなされませ。Моля, хапнете, ако обичате; Заповядайте, хапнете. 先生はもうお休みなされたか このたびは御栄転なされ、おめでとうございます。Поздравления по повод настоящото Ви повишаване. ご一行が到着なされました
2.
動詞なす(成す・為す)未然形なさ(成さ・為さ)」+助動詞れる

用例

1-1.
何事をなさるる
狂言「目近籠骨《めちかこめぼね》」)
数馬そばだてた。「なにこのたびお役目外記《げき》申し上げて仰せつけられたのか
そうじゃ。外記殿殿様言われた。数馬先代出格取立てなされものじゃご恩報じあれおやりなされい言われたもっけの幸いではないか
ふん言った数馬眉間には深い刻まれた。「よい討死するまでことじゃこう言い放って、数馬ついと起って下がった
森鷗外阿部一族」1913)
1-2.
殿様寵愛なされもので、それ荼毘当日に、しかも荼毘所の岫雲院の井戸はいって死んだというだけ事実見て殉死したのだという判断をするには十分であった。それ疑って別に原因尋ねようとする余地なかったのであるСоколите бяха силно обичани от господаря и виждайки факта, че те умряха точно в деня на кремацията и освен това точно в кладенеца на храма Шюунин, мястото на кремацията, бе достатъчно да се отсъди, че соколите бяха умрели за да го последват в смъртта. Нямаше място някой да се съмнява в това и да започва да търси причините другаде.
森鷗外阿部一族」1913)(МОРИ ОГАЙ “КЛАНЪТ АБЕ” в превод на Нино Калоянов
五助はどうしても聴かずに五月七日いつも牽いてした連れて、追廻田畑《おいまわしたはた》の高琳《こうりんじ》へ出かけた女房戸口まで見送り出て、「お前じゃお歴々負けぬようになされい」と言った
森鷗外阿部一族」1913)
五助は人間言うように言った
おぬし畜生じゃから知らずにおるかも知れぬが、おぬしさすって下されことのある殿様は、もう亡くなり遊ばさそれでなってなされお歴々きょう切ってなさるおれ下司《げす》あるが、扶持《ごふち》を戴いてつないだお歴々変ったことはない殿様かわいがって戴いたありがたさ同じことじゃそれでおれ切って死ぬるのじゃおれ死んでしもうたおぬし今から野ら犬なるのじゃおれそれかわいそうならん殿様をしたは岫雲院で井戸飛び込んで死んだどうじゃおぬしおれ一しょ死のうとは思わんかいもし野ら犬なって生きてたい思うたこの握り飯食ってくれい死にたい思うなら食う
森鷗外阿部一族」1913)
儀式とどこおりなく済んだその間ただ一つ珍事出来したそれ阿部権兵衛殉死者遺族一人として席順によって妙解院殿位牌進んだとき焼香して退きしな《のきしな》脇差小柄抜き取って押し切って位牌供えたことであるこの詰めていたども不意出来事驚きあきれて茫然として見ていた、権兵衛何事ないように自若として五六退いたとき一人ようよう返って、「阿部殿待ちなされい呼びかけながら追いすがって押し止めた続いて二三立ちかかって、権兵衛別間連れてはいった
森鷗外阿部一族」1913)
権兵衛詰衆尋ねられて答えたところこうである貴殿それがし乱心者ように思われるであろう全くさようなわけではない弥一右衛門一生瑕瑾ない奉公いたしたればこそ故殿許し得ずに切腹しても殉死者加えられ遺族たるそれがしさえ他人さきだって位牌焼香いたすこと出来たのであるしかしそれがし不肖にして同様奉公なりがたい《かみ》にも承知見えて知行割いてどもおつかわしなされそれがし故殿にも当主にも亡きにも一族どもにも傍輩にも面目ないかように存じているうち今日位牌焼香いたす場合なりとっさ感慨迫りいっそのこと武士棄てよう決心いたした場所柄顧みざる咎め甘んじて受ける乱心などいたさぬというのである
森鷗外阿部一族」1913)
数馬そばだてた。「なにこのたびお役目外記《げき》申し上げて仰せつけられたのか
そうじゃ。外記殿殿様言われた。数馬先代出格取立てなされたものじゃご恩報じあれおやりなされい言われたもっけの幸いではないか
ふん言った数馬眉間には深い刻まれた。「よい討死するまでことじゃこう言い放って、数馬ついと起って下がった
森鷗外阿部一族」1913)
森鷗外阿部一族」1913)