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人々(ひとびと)

03/05/2016 23:47

→「ひとびと(人人・人々)

用例

「人々(ひとびと)」用例(1913)
「人々(ひとびと)」用例(1942)
 埴輪というのは元来その言葉示している通り埴土作った素焼き円筒ことであるそれたぶん八百ぐらい火熱加えたものらしく赤褐色呈している用途大きい前方後円墳周囲垣根であったこの素焼き円筒には上部いろいろな形象変化させたものあるその形象人間生活において重要な意味持っているものまた人々日ごろ馴れ親しんでいるもの現わしているとか道具とか家畜とか家禽とか特に男女人物とかそれである伝説では殉死習慣廃するために埴輪人形立て始めたということなっているその真偽わからないにしてもとにかく殉死同じように葬られる死者慰めようとする意図基づいたものであること間違いないところであろうそういう埴輪形象では人物動物などなかなかおもしろいあるそれわれわれわが国古墳時代造形美術として取り扱うことができるのである
 わが国古墳時代というと西暦紀元世紀ごろから世紀ごろまで応神仁徳朝鮮関係中心とした時代であるあれほど大きい組織的な軍事行動やっているくせにその事件愛らしい息長帯姫物語として語り残されたほどにこの民族想像力なお稚拙であったたとい稚拙であるにもしろその想像力一方わが国古い神話建国伝説など形成しつつあった他方ではこの埴輪人物動物など作っていたのである言葉による物語と、形象による表現とはかなり異なっているしかしそれ同じ想像力働きであること考えればいろいろ気づかされるあることと思う
和辻哲郎人物埴輪1956冒頭
「人々(ひとびと)」用例(1986)
 日本建築寿命短いこれ木造自体耐久性から決まるのではない木造建築でも二百持つ以上持たせること可能であるしかし構造部材メンテナンス必要なので耐久性考える大材用いたほう良いしかし城郭宮殿寺院仏閣でないなかなか大材用いることができない入手難しい加工にも手間暇かかるまた一般的に木造建築火事地震失われること少なくない
 日本人白木新しい建物愛した経つ表面黒ずんでくるそこで余裕ある地震火災遭った勿論ある程度老朽化してくる建て直し周囲その建て主こと甲斐性あるといって褒め称えたしかし建て直すといっても大まかにいえばもと同じもの建つ勿論少し大きくなったり小さくなったり間取り変わったりする見た目大差ないそこで街並み風景長期わたって維持されるしかも木材リユースリサイクルされた
 これ日本独特更新文化呼んでも良いこの典型伊勢神宮である二十ごと隣合う敷地交互建て直される建てられるもの全く同じである建物更新するためには木材必要であり樹木植林によって更新される若木ほう二酸化炭素吸収能力優れているから若木への更新環境上評価できる同時に職人技術更新される更新環境優しく人々仕事与えゆっくりとした変化もたらす優れた文化である
(小西敏正「平成 日本らしさ宣言」2009)
[発表年未詳・筆者生年順]
 もはや一人不幸なインテリ物語瞬間時にしか我々興味惹かない世界散在して生きつづける強力な知識人興味津々たる物語それぞれ結末見通せない巨大なロマン一節として我々緊張させつつあるからである強固な知能的一人物或る呼吸停止したという事より多数彼等どのようにして生き生きつつあるその独創的な手段方法絶えず我々驚かし目ざまし活気づけてくれるいかなる突飛な自殺行為いかなる深刻ぶった自殺宣言よりもっと豊富にして怪奇な不慮我々押しつけている自殺に関する発明発見さして進展しない殺人に関する趣向日夜試験されつつあるしたがって各々選ぶ可能性与えられた人々意識するしないにかかわらず常に自己ためにとてつもない工夫こらさねばならない自殺するために国籍移すない生存するために国土から国土渡り歩く人々増加しつつあること想起しただけでも形式めざましい複雑化明らかである