ほとんど(殆ど・幾ど) 副詞・名詞

03/09/2015 15:59

アクセント:ほんど]
1.
[「ほとほと」の。]
1-1.
すべてと言っていいぐらい。全部とは言えないが、それに近い程度に。おおかた。大部分。だいたい。おおよそ。あらかた。почти всичко/ всички/ изцяло/ напълно
風邪はほとんど治った。Настинката ми почти се оправи. レポートはほとんど出来上がった/出来上がっている/終わっている。Докладът е почти готов/ завършен.
1-2.
もう少しのところで。すんでのことに。почти...; още малко и....; за малко да....;
驚きのあまりほとんど気を失うところだった。Почти щях да припадна от изненада. その試みはほとんど成功するかに見えたが、土壇場で失敗した
1-3.
切実であるさま。全く。非常に。本当に。изключително много...; страшно....
2.
大多数。大部分。почти всичко/ всички; голяма част
コレクションのほとんどを大学に寄付した。Почти цялата си колекция дарих на университета. メンバーのほとんどの賛成が得られた。Беше получено съгласието на почти всички членове. 会員のほとんどの人が賛成してくれた。Почти всички членове се съгласиха.

用例

1-1.
「ほとんど(殆ど・幾ど)」1-1.用例
1-2.
 かんけりかん思いっきりけっとばすとき気持ちいいんだ小六男の子いう中心置かれたあきかん吸い寄せられるようにして物陰から物陰へと忍び寄っていく見せたオニとの距離見切ったときもうからだ物陰からとび出しているオニ猛然と迫ってくるオニからだほとんど交錯するようにしながら一瞬早くあきかん横腹蹴るあきかん空中ゆっくり描いてくるりくるり舞うときとまれでも叫んでしまいそうな快感押し寄せる同時にという何ものかなく抜け出していきとても身軽になったからだだけ残されるもっともいつもそんなにうまく蹴れるわけではないしばしばかんさわがしいたてながら舗道転がっていったり二、三メートル芝生ぽとんと落ちてとまったりするそれでもかん蹴った喜び変りない
 小六少年またいうかんけり隠れているときとっても幸福なんだなんだか温かい気持ちするいつまででも隠れていてもう絶対に出て来たくなくなるんだ管理塔からの監視死角隠れているとき一人であってもあるいは二、三いっしょであっても羊水包まれたような安堵感生まれるいうまでもなくこの籠り管理社会した市民社会からのアジール避難所創建身ぶりなのだ市民社会からの離脱内閉においてかいこまゆつくるようにもう一つコスモス姿現してくるそれ胎内空間にも似て根源的な相互的共同性充ちたコスモスである大人子どもそこで見失った自分なる子ども〉、〈無垢なる子ども再会するのである
 小六男の子最後もう一つつけ加えていうかんけり、「オニ違ってほか救おうとする自分救われたいけれどつかまった仲間助けなくちゃって夢中になるのが楽しいだけどオニ大変だオニ気の毒だから何回かかん蹴られたら交替するんだ実際かんけりでは隠れた誰もオニ見つかって市民社会復帰したいとは考えない運悪く捕われても勇者忽然と現れて自分救出してくれること願っている隠れた囚われた奪い返して帰って来ようとするのはつねにアジール市民社会例外的領域であるオニ気の毒であるのはオニ最初から市民社会住人であるかぎり隠れた何人見つけてもそのこと自分市民社会復帰するドラマ経験しようがないからである隠れる市民社会では囚われ人以外ではなくしたがってオニ管理者であることやめることはできない
(栗原彬「かんけり政治学1984
1-3.
十に一つもおぼつかなしと案じ続くる程に、殆ど心細くて
小林一茶おらが春」1852)
殆ど当惑して居た処へ
泉鏡花婦系図」1907)