アルファベット順

頭(あたま)

29/07/2015 14:27

→「あたま(頭)

用例

[発表年順]
「頭(あたま)」(1909年)
「頭(あたま)」用例(1940年代)
ひとつふたつみっつ
 幼い川面さす
あそこにもいるよっつ
 弾んでいる若い母親小さなのせてほほえんだ
「かおりちゃんあっちのはちょっと潜ってまた出てきただから全部
さん?」
そうさんって数える
 子供数えているのはきらめく水面浮いては消える川鵜だった長い器用に操り少し心配になるほど長いこと潜っては思いがけなく離れた場所ぽっかりと浮かび上がる
(宮部みゆき「東京下町殺人暮色」1994、冒頭
[発表年未詳・筆者生年順]
  
所謂文壇復活したる蘇峰先生時務一家言引続いて世界変局及び大正政局史論出し更に去年より筆硯新たにして大正青年帝国前途なる一篇公にした始め新聞掲載されて居つたにはどれ丈け世間耳目惹いた知らない十一月初め一部纏まつた著書として公にさるる非常評判を以て全国読書界迎へられ瞬く間数十売り尽した国民新聞云つて居る蘇峰先生盛名国民新聞広告を以て驚くべき多数読者得たといふ固より怪しむ足らぬけれども而かも旬日ならずして売行数ふるといふのは兎にも角にも近来稀なるレコードである是れ丈け沢山読まれたといふ自身既に吾人をして問題たらしめる値打ある況んや蘇峰先生反動思想些《いささ》か擡げんとしつつある今日に於て少からず社会注目惹くべきに於てをや
吉野作造(1878-1933)「蘇峰先生大正青年帝国前途読む冒頭