あの(彼の) 連体詞・感動詞

30/12/2015 12:15

1.
連体詞
代名詞「あ」に格助詞「の」の付いた語。]
アクセント:あ
1-1.
話し手・聞き手の双方から離れた者や物を指す。появява се в определителна позиция и посочва човек или вещ, сравнително отдалечена и от говорещия, и от събеседника му; (ей) онова...; (ей) онзи...
あの店、良さそうだね。Ей онова заведение там, изглежда добре, а? あの青いのを下さい。Онова синьото, моля.
1-2.
話し手も聞き手もすでに知っている者や事柄を指す。例の。появява се в определителна позиция и посочва нещо, за което и говорещият, и събеседникът му знае
あの人は今どうしてますか。Какво става сега с него/ този човек? あの時はお互い困りましたねえ。Тогава и на двамата не ни беше лесно, а...
2.
междуметие
2-1.
言葉に詰まった時や、話のはじめや間で、次の言葉へのつなぎに用いる。あのう。използва се, когато на човек не му идва подходяща дума, в началото на разговор, като връзка със следващите думи и пр.; ъъъ; ами
それは、あの、つまり。Това е,ъъъ, с други думи... つまり、あの
2-2.
他者に呼びかけたり、注意を引こうとしたり、話のきっかけをつけようとする時に用いる。あのう。използва се при заговаряне на някого, при опит за привличане на внимание и пр.
あの、ちょっとお尋ねしたいんですが...

あそこあちら
あのねあれこのそのどの

用例

1-1.
 高見権右衛門十文字槍ふるって働く半弓持った小姓いつも槍脇詰めて射ていたのちには抜いて切って廻ったふと見れば鉄砲権右衛門ねらっているものある
あのわたくし受け止めますと言って小姓権右衛門立つ来てあたった小姓即死した竹内から抜いて高見つけられた小頭千場作兵衛重手負って台所出て水瓶呑んだそのままそこへたばっていた
森鷗外阿部一族」1913)
 高いところから墜落して一時的にだが記憶喪失かかったいる
意識もどってはじめて見たときこれなんなのか使うのか判らなかったですねえ判らないなりなんかひどく懐しいんだなあ懐しくて出そうなのにここまで出かかっているのに思い出せないあの情けなさといったらなかったなあ
 ハシという名前使う判ったとき嬉しくて男泣き泣いてしまったという
向田邦子チャンバラ1982冒頭
1-2.
「あの(彼の)」1-2.用例
2-2.
  九月十七坐つた五つなりしめてをる
  御馳走やき松茸であつたところがある松茸には下女醤油かけるのを忘れてゐたすると直ぐ大声御母さん醤油叫んだつゞいて食事しながら
アノ御母さん今日○○さん○○さん初茸とり行つた。○○さん沢山取つてあたし見せびらかして喜こんでいらつしやつたのにふと当ててとり落しなすつたそれで初茸あちらへもこちらへも転がつてしまつたのです
  さも得意に話しては食ひ/\、母さんもつと静かに云はれてしばしばしきりに動かして居た今度少し眠くなつて駄々こね始めた
和辻哲郎初旅」1972)