この(此の・斯の) 連体詞

24/02/2015 18:39

連体詞
代名詞「こ」に格助詞」の付いたもの。]
アクセント:こ
心理的・空間的・時間的に話し手に近いものを指す。това; появява се само в определителна позиция и посочва нещо, което е пространствено, времево или душевно, мисловно близко до говорещия

1.

空間的・心理的に、話し手に近い物事を指す。посочва нещо, което е пространствено или душевно, мисловно близко до говорещия; този; това
この人がA君です。Това е А. この本は誰のですか。Тази книга чия е?

2.

今、言ったりしたりしていること、それに関係のあること、話し手が当面している事柄や場面を指す。今の。посочва нещото, което е настоящ обект на разговор или друго нещо свързано с него, ситуация или неща, засягащи говорещия в настоящия момент; този; това; настоящия

このためпо тази причина しかし、この話はもう少し考えてみよう. Но относно това - да помислим още малко. この通りやればできるはずだよ。Ако го направиш така, би трябвало да успееш. この調子でいけば この分なら

3.

[年・月・日などに関する語の上に付いて。][пред думи, свързани с година, месец, ден и пр.]

3-1.

あまり遠くない過去を表す。最近の。以来。このかた。さる。посочва недалечно минало
彼にこの3日にお子さんが生まれたそうだよ。На (този, най-скорошния) трети му се било родило дете. この10年で、この国も随分変わった。За тези 10 години и тази страна значително се промени. この1週間本当に忙しかった。Тази една седмица бях наистина зает.

3-2.

ごく近い未来を表す。きたる。次の。посочва много близко бъдеще; този; тази
この日曜に彼は私のところに来ることになっているから、その時にその話もしよう。Тази неделя той ще идва у нас, така че тогава ще повдигна и този въпрос.


あのこここちら・此の親にしてこの子ありこのとき(此の時・斯の時)・此の時遅く彼《か》の時早く・これそのどの

用例

1.
「この(此の・斯の)」1.用例
2.
「この(此の・斯の)」2.用例
3-1.
 昨日所謂彼岸中日でした吾々やうに田舎住むもの生活これから始まるといふです東京市中離れた此の武蔵野最中住んで居るから今日片寄せてある取り出してこの楽しむ為に根分しようとして居るところです実は久しいこと作つて居るのであるが二三年間思ふあつてわざと手入れしないで投げやりに作つて見た一体と云ふもの栽培法調べて見る或は菊作り秘伝書とか植木屋口伝とかいふものいろ/\とあつてなか/\面倒なものですこれほど面倒なものとすれば到底素人には作れないと思ふほどやかましいものですそして色々な秘訣守らなければ存分に立派な作られないといふことなつて居るところが昨年一昨年あらゆる菊作り法則無視して作つて見たたとへば早く根分けすること植ゑるには濃厚な肥料包含せしめなければならぬことなるべく大きなもの用ゐること五月七月九月摘まなければならぬこと日当りよくすること毎日一回乃至数回与へなければならぬことなつて肥料追加雑草除くことなどまだ/\いろ/\心得あるにも拘らず二三まるでやらなかつた根分やらず小さい植ゑた儘で取り替へせず摘まず勿論途絶え勝であつた云はゞあらゆる虐待薄遇とを与へたのだそれでもなるらしくそれ/″\出て綺麗な相当に優しい見せてくれたそれで考へて見れば栽培といつても絶対的に必須なものでもないらしい手入れすれば勿論よろしいしかし手入れ無くとも咲く植木屋などよく文人作りなどつけて売つて居るのはなどから見ればいつも少し出来過ぎて居てかへつて面白くない咲いた天然美しさより多く惹かれぬでもない
会津八一/會津八一(1881-1956)「根分しながら冒頭
3-2.
 間數玄關まで入れて手狹なれども吹とほし風入りよく廣々として植込木立茂ければ住居うつてつけ見えて場處小石川植物園ちかく物靜なれば少し不便にしてにはなき貸家ありけりはりしより大凡《おほよそ》ごしにも成けれどいまだに住人《すみて》さだまらでなきいと空しくなびく淋しかりき何處までも奇麗にて見こみ好ければうちには二人三人拜見とて來るもの無きにはあらねど敷金家賃三十限り取たてにて五十といふ夫れ下町相場とて折かへして來る無かりきさるほどに此ほど朝まだき四十近かるべき年輩《としごろ》紡績浴衣《ゆかた》少しさめたる着て至極そゝくさと落つき無き差配もと來たりて見たしといふ案内して其處此處戸棚など見せてあるく其等こと片耳にも入れで四邊《あたり》靜にさわやかなる喜び今日より直にお借り申まする敷金唯今置いて參りまして引越し夕暮いかにも急速で御座ります直樣掃除かゝりたう御座りますとて何の子細なく約束とゝのひぬ職業問へばいゑ別段これといふ御座りませぬとて至極曖昧答へなり人數聞かれて何だか四五御座ります七八にも成ります始終《とほし》ごたごたして御座りませぬといふ妙な思ひし掃除すみて日暮れがた引移り來たりし相乘りかけ姿つゝみて開きたる眞直に入りて玄關おろしければともともには見えじ思ひしげなれど乘り居たる三十利きし女中一人十八には未だ思はるゝやう病美人にも手足にも血の氣といふもの少しもなく透きとほるやうに蒼白きいたましく見えて折から世話やき來て居たりし差配此人《これ》先刻《さき》そそくさともとも受とられぬ思ひぬ
樋口一葉「うつせみ」1895、冒頭