こう(斯う) 副詞・感動詞

12/11/2015 12:53

かう」]
アクセント:こう]
1.
][「かく(斯)」の。]
толкова
; толкоз

1-1.

或る場面の様子、話し手の行動、または、聞き手よりも話し手に近い関係にある事物の状況を指す。こんなに。このように。こんな風に。така; по такъв начин (относно действия на говорещия, ситуация или неща, които се по-близки до или засягат говорещия)

こう書くのが正しい書き方です。Така се пише правилно. こうなればしめたものだ。Ако стане така ще е идеално! こう暑くてはかなわない こうなったからには、覚悟しなければなるまい

1-2.

話し手が、今述べたばかりの、または、すぐ後に述べる、また、心の中で考えた事柄を指す。посочва нещо, което говорещият тъкмо е казал, тъкмо ще каже или което си е помислил

…と、こう先生はおっしゃっていました..... - така каза учителя. 父の遺書にはこう書いてあった、「葬式無用」と。В завещанието на баща ми пишеше така: "Нямам нужда от погребение". 母はああしろこうしろとうるさい。Майка ми е много досадна с нейното направи това, свърши онова...

1-3.

事態のなりゆきが限界に達したことを認める気持ちを表す。もうこれまで。изразява състояние на духа, при което човек признава/ осъзнава, че е дошъл края на нещата (?)

1-4.

動作を軽く指示する。посочва/ инструктира  леко/ небрежно за дадено движение

2.


2-1.

言葉に詰まったり、言い淀んだり、ためらいながら言ったりする時に用いる語。あの。ええと。използва се, когато човек не се сеща за подходяща дума, колебае се как да се изрази и пр.

何かこう、さっぱりする物が飲みたい。Пие ми се нещо.., де да знам, свежо 何かこう、気分転換になる/気が晴れる
ようなことはないか。Няма ли нещо, с което някак си да  се развдрим.
2-2.

呼びかけの言葉。ぞんざいな言い方。おい。なあ。използва се при повикване на някого като много разговорен израз; ей

2-3.

人を導くなど、他人の動作を促すときに用いる。このように。こちらへ。
използва се при напътстване на хора или при подтикване към дадено действие; така...,; насам

ああ
こうした(斯うした)そう(然う)どう(如何)

用例

1-1.
 
阿部一族喜び非常であった世間咲き歌うであるのに不幸にして神仏にも人間にも見放されてかく籠居している我々であるそれ見舞うてやれというその言いつけ守って来てくれる実にありがたい心がけ心から感じたたち流してこうなり果てて死ぬるからは世の中誰一人菩提弔うてくれるものあるまいどうぞ思い出したら一遍回向してもらいたい頼んだ子供たち門外一足出されぬのでふだん優しくしてくれた柄本女房見て右左から取りすがってたやすく放して帰さなかった
森鷗外阿部一族」1913)
 数馬
そばだてた。「なにこのたびお役目外記《げき》申し上げて仰せつけられたのか
そうじゃ。外記殿殿様言われた。数馬先代出格取立てなされたものじゃご恩報じあれおやりなされい言われたもっけの幸いではないか
ふんと言った数馬眉間には深い刻まれた。「よい討死するまでことじゃこう言い放って、数馬ついと起って下がった
森鷗外阿部一族」1913)
1-2.
山路を登りながらかう考えた
夏目漱石草枕」1906)
「こう(斯う)」1-2.用例(1913)
 去年小林秀雄水道橋プラットホームから墜落して不思議な助かつたといふきいた泥酔して一升ビンぶらさげて酒ビンと一緒に墜落したこのきいた心細くなつたものだそれ小林といふ人物煮ても焼いても食へないやうな骨つぽいそしてチミツな人物心得あのだけ自動車ハネ飛ばされたり落つこつたりするやうなことないだらう思ひこんでゐたからそれといふ人間自動車ハネ飛ばされたり落つこつたりしすぎるからのアコガレ的な盲信でもあつた思へば然しかう盲信したのは甚しい軽率で自身過去事実に於いて最もかく信ずべからざる根拠与へられてゐたのである
 
十六七こと越後親戚仏事ありモーニング着て東京でた上野駅偶然小林秀雄一緒なつた新潟高校講演行くところ二人上越線食堂車のりこみ下車する越後川口といふ小駅までのみつゞけたやうに弱いには食堂車ぐらゐ快適なないので常に身体ゆれてゐるから消化してもたれることなく気持よく酔ふことができる酔つた小林酔つた小林仏頂面似合はず本心やさしい親切なから下車するくるあゝ持つてやると云つて荷物ぶらさげて先に立つて歩いたそこで小林ドッコイショ踏段おいた荷物ありがたうぶらさげて下りて別れたのである山間小駅さすがに人間乗つたり降りたりしないところと思つて感心した第一駅員ゐやしない人ッ子一人ゐないこれ徹底的にカンサンなあるもの人間乗つたり降りたりしないものだからホーム何尺ありやしない背中すぐ貨物列車あるそのうち小林乗つた汽車通りすぎてしまふ汽車なくなつた向ふ側よりも一段高いホンモノプラットホーム現はれた人間だつてたくさんウロウロしてゐらああのとき呆れたプラットホーム反対側降りたわけではないので小林秀雄下ろしたのである
坂口安吾教祖文学」1947、冒頭
1-3.
祇王すでに今はかうとて出でけるが
(「平家物語」13世紀前半
1-4.
さて私はもうかう参りまする
狂言末広がり」)
2-1.
かう、どうだえ、狼は出やしますまいねえ
三遊亭円朝塩原多助一代記」1876-78)
2-2.
かう、おめえん所のおかみさんもお髪《ぐし》はお上手だの
滑稽本式亭三馬浮世風呂」1809-13)
2-3.
まづかうお通りやれ
狂言猿座頭」)