によって(に因って・に依って) 連語

27/12/2015 15:34

連語
格助詞」に動詞よる(因る・依る)」の連用形より(因り・依り)が付き、さらに接続助詞」の付いた「によりて(に因りて・に依りて)」の。]
1.
原因
・理由を表す。…ので。…ために。изразява причина, причиняващ или пораждащ фактор и пр.; поради; от; в следствие на; заради
台風によって道路が各地で寸断されている。Поради тайфуна пътищата/ пътните артерии на много места са прекъснати. 踏切事故によって列車の運行に遅れが出ている。Поради произшествие на ж.п. прелез в движението на влаковете има закъснение.
2.

動作・
作用手段・方法を表す。изразява начин, метод средство на действие; чрез; посредством
手術によって治療するか、薬によるか、難しいところだ。С операция ли да се лекувам, на лекарства ли да се оставя – труден момент. インターネットによって、世界はますます小さくなった。Чрез/ посредством интернет светът значително се смали. 特殊な顔料によって描かれた壁画стенопис, нарисуван със специален/ специфичен вид бои
3.

その中の或るものについて、または、その中の一つ一つについていうと、の
表す。показва, че изказването се отнася до едно конкретно нещо измежду споменатите или за всяко поотделно; според; в зависимост от
人によって考え方も感じ方も異なる。И начинът на мислене, и начинът на усещане/възприемане са различни у всеки човек/ се различават при отделните хора. キノコは種類によって(は)毒のあるものも多い。При гъбите, според/в зависимост от вида, се срещат и много отровни видове.
4.

動作・
作用の拠点・よりどころを表す。показва основанието/ базата за дадено действие; според
成績によって評価するоценявам според постигнатите резултати 法律/規則よって罰するнаказвам според/ в съответствие със закона/правилата 命令によって行動するдействам според заповеди/ нареждания 結果のいかんによって判断するпреценявам според/ в зависимост от резултатите
 
によっては(に因っては・に依っては)よる(因る・由る・依る・拠る)

用例

1.
女ワ智恵浅ウ、無遠慮ナニヨッテ
(天草本「伊曾保物語/伊曽保物語」1593)
年をとらぬ年が八年ある
によつて、四十七ながら三十九ぢゃ
 プラトンファイドンに於て性質イデヤ分有participationよる考へて居る美しきものイデヤ分有することによつて大なるものイデヤ分有することによつて小なるものイデヤ分有することによつて美なるものなり大なるものなり小なるものなる考へて居る同じ会話に於て認識根拠考へられイデヤ性質原因として用ゐられて居るのである。Към края на „ФедонПлатонказва, че природата на нещатазависи оттяхнотоучастие (participation) в идеятаКрасивитенещаставаткрасивичрезучастието си в идеята за красотакактоголемите – големичрезучастието си в идеята за голямомалките – чрезучастието си в идеята за малкоВ началото насъщиядиалогидеята, за която се приема, че е основа на познанието, е показанакатопричина наприродата на нещата.
西田幾多郎取残されたる意識問題」1926、冒頭Изоставениятпроблем за съзнаниетоПревод от японски: Дарин Тенев)
大石慎三郎江戸時代」1977)
「によって(に因って・に依って)」1.用例(1980年代)
1.2.
伊丹万作映画界手近問題」1936、冒頭
 彼等自己作品一字書くとするそしてありのまま語るとする。(実際彼等大部分形式でも使用避けている)。それら今まで私小説作家比べたらとてもとは考えられぬほど膨脹変色異様なまでから離脱して行こうとする複雑な生物見えるそれら遠距離から操縦される無人ロケット機ように動くこともある死体解剖するメスようにはたらくこともあるその時々これら運動捕えるためには作家いわば絶えず極大世界から極微世界飛び移る覚悟するように風圧熱度地球自転による対象変化測定していなければならないであろう私生活記録という一見安定した苦業かくしてこれらたち活動によって内側から破られしかも外界宇宙線絶え間なく吸収することによって不安定だ未来性ある試煉ならねばならないこのような並立状態宇宙拡散した群れように眺められる場所我々立っているわけであるそのような景観一度接してしまった以上逆にそれに接する文学的個人とは全く別な以外存在許されないのだ称してもよいしたがってこの登場する小説表現形式拡大変革求めるのは伝統断続するというこましゃくれた野望からではなくきわめてささやかな日常感覚から発しているのだ確信できるのであるこれらたちにとって風俗風俗としてうけとめ書き流す小説横行まるで別世界できごとように淡い哀愁ともなって感ぜられてくるのも致しかたないことであろう
武田泰淳ささやかな感想--戦後作家並立について1952
1.2.4.
 人生において或る意味では習慣すべてであるといふのはつまりあらゆる生命あるものもつてゐる生命とはであるといふことができるしかるに習慣それによつて行爲出來てくるものであるもちろん習慣單に空間的なではない單に空間的な死んだものである習慣これ反して生きたでありかやうなものとして單に空間的なものでなく空間的であると同時に時間的時間的であると同時に空間的なもの即ち辯證法的なである時間的に動いてゆくもの同時に空間的に止まつてゐるといふところ生命的な出來てくる習慣機械的なものでなくてどこまでも生命的なものであるそれ作るといふ生命内的な本質的な作用屬してゐる
三木清習慣について」『人生論ノート』1941、冒頭
Vanitati creatura subjecta est etiam nolens.――「
造られたるもの虚無服せし己がによるにあらず服せしめ給ひしによるなり。」ロマ書廿
虚榮人間的自然における最も普遍的な且つ最も固有な性質である虚榮人間存在そのものである人間虚榮によつて生きてゐる虚榮あらゆる人間的なものうち最も人間的なものである
三木清虚榮について」『人生論ノート』1941、冒頭
2.
「によって(に因って・に依って)」2.用例
2.4.
 容貌その持主何人にも推薦するしかしそればかりでは下宿屋利かすこと出来ないそこで性行どうかと云うと当時岡田均衡保った書生生活している少かろう思っていた学期試験点数争って特待生狙う勉強家ではない遣るだけちゃんと遣って中位よりには下らずに進んで来た遊ぶ時間極って遊ぶ夕食必ず散歩出て十時には間違なく帰る日曜日には漕ぎ行くそうでないとき遠足する競漕選手仲間向島泊り込んでいるとか暑中休暇故郷帰るとか壁隣部屋主人いる時刻留守なっている時刻狂わない誰でも時計号砲合せること忘れたには岡田部屋問い行く上条帳場時計折々岡田懐中時計に拠って匡されるのである周囲には久しくこの行動見ていればいるあれ信頼すべきと云う感じ強くなる上条お上さんお世辞言わない破格な金遣いしない岡田褒め始めたのはこの信頼本づいているそれには月々勘定きちんとすると云う事実与かってあるのはことわるまでもない。「岡田さん御覧なさいと云う屡々お上さんから出る
どうせ岡田ようなわけには行かない越して云う学生ある此の如くして岡田いつとなく上条標準的下宿人なったのである
森鷗外」1913)
3.
武器?」
中略
 サクラウメなど成長抑える休眠物質作りますそれ花芽たまる落ち花芽休眠という期間入りますこの期間花芽成長しません休眠から目覚めるには一定低温期間経験すること必要です。「一定低温期間とはどれくらいというそれによって違うことわかっています例えばサクラソメイヨシノでは5前後気温900時間必要だされていますそして休眠から目覚める成長抑えていた休眠物質減り始めますそれなくなる成長再開なって一日平均気温1213なる開花するのです
(記事、2012、冒頭
4.
「によって(に因って・に依って)」4.用例