ともかく(兎も角)

05/06/2015 13:46

アクセントもかく]
1.
とにかくともかくも。все пак; при всяко положение
うまく行くかどうか分からないが、ともかく始めてみよう。Не знам дали ще мине добре, но все пак/ при всяко положение да са захванем. 留守かもしれないが、ともかく行ってみるだけ行ってみよう。Може и да няма никой, но все пак да пробваме да отидем/ да отидем и да видим.
2.
[「…はともかく」の形で。]
…は別として。…はさておき。…は問題外として。(в израза "…はともかく") ....настрана;...както и да е;
この辺りは、交通の便はともかく、閑静なのがいい。Транспортът - както и да е; на този район хубавото му е, че е тихо и спокойно. この地方は、夏はともかく、冬の厳しさがつらい。Лятото го остави; в тази област суровостта на зимата е трудно поносима/ е мъчителна. コストのことはともかく、それでは日程的に無理があると思う。Остави цената/ цената не я гледаме - при това положение дневната пробрама е неизпълнима.

用例

1.
  
ということばいつから人間社会発生したものでしょうという言葉もつようになった時期人類ともかく一つ飛躍とげたと思いますなぜなら人間ほか生きもの感覚によって行動してもという言葉表象によってまとめられた観念もっていませんから
  
更にそのという言葉人間同士思いちがいだましあい媒介物となったのはいつからでしょうそしてという近代偽善自己欺瞞シムボルようになったのはいつ時代からでしょうか三文文士この幼稚な読者ごまかし説教壇からこの叫んで戦争煽動最も軽薄な愛人たち彼等さまざまなモメント囁いて一人一人だましています
  
というこんなきたならしい扱いうけていていいでしょうか
  
という言葉もったとき人間悲劇はじまりました人類愛というやかましく叫ばれるときほど飢え寒さ人情刻薄ひどく階級対立鋭く非条理横行します
  
わたし愛しますですからこのドロドロなか溺れている人間すくい出したいと思います
  
どうしたらそれ可能でしょうかわたし方法という観念あっちから扱う方法です人間らしくないすべて事情人間らしくないすべて理窟すべて欺瞞憎みますという感情真実わたしたち働いているときどうして漫画ように肥った両手あわせてつき存在しない何か向って上眼つかっていられましょうこの社会にあっては条理あわないことないようにしてゆくこと憎むべきもの凜然として憎むことそのなくてどこ支えもつでしょうか
  
とか幸福とかいつも人間この社会矛盾生きながら渇望している感覚によって私たちわれわが身だましてゆくことはっきり拒絶したいと思います聖らかであるならそれ純潔な怒り憎悪適切な行動支えられたときだけですそして現代常識として忘れてならぬ一つことにも階級性あるという無愛想な真実です
宮本百合子」1948、冒頭
2.
  戦国末期ポルトガル船わが国来航によって極東島国日本はじめて世界史とりこまれることとなったこの段階西欧人メキシコペルーわかるように凶暴きわまりない存在であった)。近世初頭世界史とりこまれたという初体験もとどのように生きてゆくという難問日本必死努力をもって対応した時代であるそして鎖国という体制その解答であった
  “鎖国という言葉もつ語感からわれわれわが国この行為によって諸外国にたいして閉ざして貿易交通さえしなかった誤解しがちである鎖国ほうそのよりわが国対外貿易額増えているのであるまた江戸時代鎖国なるもの誤解しないためには国家というものどんな時代でも密度差異ともかくとして必ず鎖国体制対外管理体制とるものであること承知しておく必要あろう
  “鎖国とは一度とりこまれた世界史《しがらみ》から日本離脱することではなく圧倒的な西欧諸国との軍事力文明力落差もと日本主体的に世界接触するため手段であったつまり鎖国とは鎖国という方法手段によるわが国世界への開国であったすべきであろうしたがって寛永鎖国こそ日本世界への第一次開国であり開港という言葉呼ばれている安政開港江戸時代という時代錬成経たわが国第二次開国であったすべきである
大石慎三郎江戸時代」1977)