ので 接続助詞

08/04/2015 10:29

接助
準体助詞」に格助詞」が付いてできたもの。一説に、「で」は断定の助動詞「だ」の連用形の「」からとも。話し言葉でのくだけた言い方では「んで」の形でも用いられる。活用語連体形に付く。近世中頃から用いられ、明治に入って一般化した。また、前件が理由となって後件のような結果の生じることが、誰の目にも当然と思われるような場合に用いられるとされる。「ので」が因果関係が客観的事実に基づいているような場合に用いられるのに対し、「から」は、推量・禁止・命令・質問など、話し手の主観に基づくような場合に用いられる。一般に、「ので」は、「から」に比べて、条件としての独立性が弱い場合に用いられる。また改まった感じを伴う場合もあるが、くだけた表現の場合、「あまり暑いんで閉口した」のように「んで」となることもある。]
既定の順接条件を表す。すなわち、因果関係で結ばれる二つのことがらが、一般的に言って明らかな事実であるような場合に、その原因・理由・根拠・動機などを表すのに用いる。「…というので」「あまり(にも)…ので」の形で慣用的に用いられることもあり、倒置して「ので」で文を結ぶこともある。
昨日食べ過ぎたので、今日はおなかがちょっとおかしい。Вчера преядох и днес стомахът ми не е добре. ここは盆地なので、夏は暑く冬は寒い。Понеже тук е долина, лятото е горещо, а зимата е студено. このあと所用がありますので、この辺で失礼させていただきます 君がいらないと言うので手伝わなかっただけだ。Не ти помогнах, само защото каза, че няма нужда. あまりにも馬鹿馬鹿しい話なので、思わず笑い出してしまった この辺で失礼させていただきます、このあと所用がありますので。

なのでので[連語]

用例

[発表年順]
「ので[接続助詞]」用例(1900年代)
「ので」[接続助詞]用例(1913)
「ので[接続助詞]」用例(1920年代)
「ので[接続助詞]」用例(1930年代)
「ので」[接続助詞]用例(1940年代)
  わたくし安萬侶《やすまろ》申しあげます
  宇宙はじめ當つてはすべてはじめまずできましたが、その氣性まだ十分でございませんでしたので名まえなく動きなく誰もその知るものございませんそれからしてとがはじめてなつて、アメノミナカヌシの、タカミムスビの、カムムスビのが、すべて作り出す最初なりそこで男女兩性はつきりして、イザナギの、イザナミのが、萬物生み出すなりましたそこでイザナギのは、地下世界訪れまたこの歸つて禊《みそぎ》してとが洗う現われ海水浮き沈みして洗うに、さまざま出ましたそれ故に最古時代は、くらくはるかあちらですけれども前々からのによつて國土生み成したこと知り物しりによつて生み人間成り立たせたことわかります
武田祐吉訳「(現代語譯)古事記」1956、冒頭