巨大な(きょだいな) 活用形

28/01/2016 16:39

→「きょだいな(巨大な)

用例

[発表年順]
 八月五日 快晴
 午前五時千二百トンA本島三根《みつね》港外碇泊した
いいなぎだったこんなこと珍しい
 住人らしい婦人夜っぴて熟睡したあげく何度もそう呟いた彼女赤ん坊気味わるいほど啼き声立てなかった大島からさき、Aかなりはげしく動揺黒い舷側打ちつづけた定員二等船室だけ頭上戸棚から引きだした救命袋にして配給された毛布包み船旅快適だった吸いついた大海うねりまま上下するのもにはならない汽船旅客自分運ぶ運命感じさせるものだ鉄板組みあげられた船体エンジン能率風圧潮流さまざまな物理的な摩擦妥協によって移動していくからしかも乗客全部善悪貴賤なく不安定さ同じ状態運ばれていく巨大なもの委せた気楽さそれから逃れられないあきらめ彼ら互いに親しみ合わせる
武田泰淳流人島にて1953冒頭
ダーズリー氏は、穴あけドリルを製造しているグラニングズ社の社長だ。ずんぐりと肉付きがよい体型のせいで、がほとんどない。そのかわり巨大な口髭目立っていた。奥さんの方はやせて、金髪で、なんとの長さが普通の人の二倍はある。垣根越しにご近所の様子を詮索するのが趣味だったので、のようなは実に便利だった。ダーズリー夫妻にはダドリーという男の子がいた。どこを探したってこんなにできのいいはいやしない、というのが二人の親バカ意見だった。
(J.K.ローリング作、松岡佑子訳「ハリー・ポッターと賢者の石」1999)
[発表年未詳・筆者生年順]
 もはや一人不幸なインテリ物語瞬間時にしか我々興味惹かない世界散在して生きつづける強力な知識人興味津々たる物語それぞれ結末見通せない巨大なロマン一節として我々緊張させつつあるからである強固な知能的一人物或る呼吸停止したという事より多数彼等どのようにして生き生きつつあるその独創的な手段方法絶えず我々驚かし目ざまし活気づけてくれるいかなる突飛な自殺行為いかなる深刻ぶった自殺宣言よりもっと豊富にして怪奇な不慮我々押しつけている自殺に関する発明発見さして進展しない殺人に関する趣向日夜試験されつつあるしたがって各々選ぶ可能性与えられた人々意識するしないにかかわらず常に自己ためにとてつもない工夫こらさねばならない自殺するために国籍移すない生存するために国土から国土渡り歩く人々増加しつつあること想起しただけでも形式めざましい複雑化明らかである