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改修(かいしゅう)

16/07/2015 18:18

→「かいしゅう(改修)

用例

 思い出すしばらく訪れた高齢者グループホームこと
 住むいなくなった木造民家ほとんど改修せずに使うデイ・サーヴィス施設だったもちろんバリアフリーからはほど遠い玄関には石段あり玄関引く玄関間ある脱いでよいしょ上がるこんどそれ開けてみな集《つど》っている居間入る軽い認知症患っているその女性お菓子おしゃべり興じている老人たちにはすぐに入れず呆然と立ちつくすなんとなくいたたまれず折ってしゃがみかけるとっさどうぞいざりながら自分使っていた座布団差しだす伸びる。「おかまいなく座布団押し戻し、「言うておす遠慮せんといっしょお座りやすふたたび座布団押し戻される…。
 和室居間立ったままでいること不自然である。「不自然であるのはいうまでもなく人体にとってではない居間という空間においてである居間という空間求める挙措立ったままでいること合わない高みからひとたち見下ろすこと反するだからいたたまれなくなって腰を下ろすこれからだ憶えているふるまいであるからだひとりでにそんなふう動いてしまう
 からだなかあるというのはそういうことからだ動き空間との関係ということは同じくそこいるひとびととの関係ある整えられているということ
(鷲田清一「身ぶり消失」2005)