ほんの(本の) 連体詞

29/05/2015 09:27

連体詞
アクセント:ほんの
次に来る言葉が取るに足りないものであることを表す語。小さい、少ない、つまらないなど、謙遜の気持ちを表すための語。малко,просто,само
ほんのちょっとお待ちください。Почакайте съвсем малко. ほんの子どもに過ぎない~ е просто(не е нищо повече от) дете ほんの冗談のつもりで言ったのだ。Казах го просто/само на шега.

用例

生垣の中にクイクイ(或いはツイツイ)の叢生《そうせい》している所を見付けて、退治にかかる。このこそ我々最大の敵だ。恐ろしく敏感植物狡猾《こうかつ》な知覚――に揺れる他のが触れたときは何の反応も示さないのに、ほんの少しでも人間がさわると《たちま》ちを閉じて了う。縮んでは《いたち》のように噛みつく植物牡蠣《かき》がにくっつくように、根で以て執拗《しつよう》にと他の植物の根とに、からみ付いている。クイクイを片付けてから、野生ライムにかかる。《とげ》と、弾力ある吸盤とに、大分素手を傷められた。
中島敦「光と」1942)
鶴見俊輔戦後日本大衆文化:1845~1980年」1984)